人間が嫌いな未成年。
たまに2次創作3次創作を打ちます。
完全オリジナルも打つ時もあります。
このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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お疲れ様です。
はい、いまお疲れなわたしです。
やっぱり気を使うな~・・・。
寿命が半分くらい削られた気分です。
上の題名は先程送った作品の題名です。
さあ・・・どんな批評が帰ってくるのでしょうか・・・。ごくり。
気張ってても同じなんですけどね・・・。
私の弱点ってやっぱり話がちょっと無理やり感があるからなんですかね?
取り合えず送れていれば・・・。それで良いんですけどね。
何だこの威圧感は・・。
そうこの時私は有りもしない筈の赤毛に睨まれていた。
鮮やかな朱色をまとった髪に男性には数少ない長髪。
しかも目つきはそこらへんの不良並みに私を睨んでいる。
「フム・・・この流れで行くと。
不良に睨まれた可憐な私がリオンかアッシュに助けられるのが妥当だな」
「お前自分で可憐とか言うのかよ」
ああ、こういう不良に絡まれると後が面倒だ。
学校でも私と目を合わせようとする半端物はもういない。
取り合えず無視してみる。
「何だよなんか言えよ!」
ああ、本当に馬鹿かなこの人。
普通こんな目の逝っちゃった私に話しかけないだろうが~。
時間は無いし、バイトも私を待っている。
早歩きして不良と目を合わせないように立ち去る。
「なあお前、アッシュって知ってるか?」
「・・。」
その言葉に不良に目を合わせる。
この人はTOAの話をしているのか・・・?
それとも私の家で飼ってるアッシュの事を言っているのか・・・?
「そんなに敵視するなよ俺はルーク・フォン・ファブレ!」
駄目だこいつ。
とうとうコスプレもここまで来たら警察沙汰だ。
基本的にコスプレはいけないとは思わない。
それを写真に残したり何処かに飾ったりするのも有りだと思う。
だが、公共の場でさも当たり前のように
こう自分が本物かのように騒がれるとイラつく。
「お前何をしているんだ彼女が嫌がっているだろう。」
「・・・。」
聞き覚えのある声と優しい言葉に顔を赤らめる。
だが、そんな優しい人でも完璧では無いことを改めて実感した。
仮面を付けた・・・いかにも怪しげな男だった。
「うわ・・・・。」
さすがの長髪ルークも圧倒されている。
仮面と言っても何やら怪しい骨だ。
まるで自分が怪しくないとでも言いたいのか私の腕を無理やり掴んで大丈夫かと聞いてくるが。
私の方からすればお前の方が大丈夫かと聞きたい。
持ち前の作り笑顔を振りまいて男に大丈夫だと伝えるが。
私のまわりでは何やら野次馬が周りを囲んでいた。
野次馬は何も言わないが、私に皆目を向けて何かを話している。
恥。これが恥というものかと私は改めて実感した。
「大丈夫なんで・・・え~と・・・。」
目線を腕の方に向ける。
「何が大丈夫だ、お前泣きそうじゃないか。」
それはお前の所為だ。
人間が嫌いで溜まらない私に、いかにも不良じみた長髪ルークに絡まれるは。
しかも助けられた相手がリオンかと思いきや、骨を被った変態。
それに冷たい目線のまわりの野次馬。
いっそ死にたい。
不意に携帯が鳴る。
それを見れば何やらリオンのようだが様子がおかしかった。
「お・・・おあ・・・お前・・・ぼ・・・僕と・・・お・・おおおおおおおおお」
「は?」
「僕という者が有りながら何をしている!!!!!!!!!!」
これは携帯からではなく、近くからの声だった。
リオンは仮面に近づく。
「お前!!僕の・・・!!僕の!!」
「何だはっきり言え。リメイク版。」
「!!何だと、この仮面ストーカー!!」
「何だ?リメイクになってからいやにボケ突っ込みが甘くなったな。」
「ツンデレはリメイク特有の味となっているぞ?大体お前はカイルばかり可愛がっているじゃないか。」
「まぁあいつの息子だ、それにヒス女がきちんとしつけを行っていなかったみたいだからな。」
「フン、ルーティの事か?実の姉にずい分なことだな。」
「そういうお前はシスコンにでもなったのか?」
「!!」
あ~・・・。
ちらりと時計に目をやるとバイトに間に合うか間に合わないかぎりぎりのところになっている。
このまま喧嘩に付きあって居れば私の信用は下がるだろう。
それだけじゃない。
迷惑がかかるじゃないか・・・。
信用を下げるくらいなら、この場を放置したほうがいくらかマシだろう。
私は周りに居る野次馬の間をくぐりぬけて、
バイトまで走る向けることにした。
バイト先に入って、時刻は着替えてぎりぎりのところを指している。
更衣室に入って急いで着替えると、先に来ていた先輩に笑われる。
「どうしたの?」
「すいません、ちょっと色々あって。」
時間的にもそろそろと言うことで、私はバイトを始める。
いつもながら思うが、何故後輩が入ってきているのにも関わらず私は変わらずこの場所なのか。
きっと何か言えば変えてもらえるだろうが、わざわざ言った所で教えてもらえないだろうし。
まあ適材適所と言うところだろうか・・・?
「すいません・・。」
お客さんだろうか?
私はつくり笑顔で対応する。
「はい!」
「・・・。」
「!!」
うわ!!
やべリオンだよ。ここまで来たのかよ。
止めてよバイトで一番恐れている事って知り合いと鉢合わせしちゃう所なんだよね・・・。
しかも相手は真剣に買い物をしに来たらしい。
手には財布とプリンが握られている。
「98円です・・。」
リオンは黙ってもう一つ持ってくる。
私は外に目をやると成程。ジューダスがいた。
何やらあちらもこっちを見ている
一緒に入ってこいよと突っ込みたかったが、仮にも客にそんなことは出来ない。
リオンが黙って居るうちに200円を強奪し、4円のお釣りを無理やりに渡す。
つまりそれは遠回りな警告。
帰れこの野郎。ということである。
もともと目つきが悪いと評判の私。
それを察したリオンは店から出て行った。
「ふ~。」
なんとかやり過ごした。
そう安堵の息を吐いて落ち着くと今度は長髪ルークが入ってくる。
「お前なんでさっき無視したんだよ!」
「・・・。」
つくり笑顔。
「なんか言えよ!」
そんな怖い顔で言われても、私困るんですけど・・・。
「すいません・・・は・・ハハ・・・。」
「すいませんって俺なんか悪いことしたみたいじゃねえか!!」
悪いことはしてないと思うけど・・・。
私から言わせると営業妨害だから、ここから立ち去ってください。
すると遅れてジューダスがプリンを持ってくる。
お釣りを渡すと、ルークの髪を引っ張って連れて行ってしまう。
「・・・!?」
「いで・・・・だたたったた!?」
「うるさい。少し黙ってろ。」
ルーク・ジューダス・リオンで何やらプリンを用いての会議らしい。
それにしても異様な光景だ。
赤毛長髪で聞き分けのない子供の様なルークに
それをまるで慣れているかのように対応する骨を被った変人ジューダス。
一番まともそうに見えて一番ツンデレっぷりを見せているリオン。
暇つぶしに丁度良い。しかも店の表でやって居るのでお客が全く来ない。
これはなかなか嬉しいことだ。
バイトもそろそろ終わるころになったので交代する。
「お疲れ~」
「お疲れ様です。」
着替えて外に出ると春先にも関わらずずい分寒い。
「うわ・・・今日なんでパーカー一枚で来たんだろう・・・!」
よくこの寒空の中プリン会議が出来たな・・・。
「おい、迎えに来てやったぞ!」
「アッシュ・・・。ツンデレはやっぱりお前だよね!!」
「な・・・!?」
「さすが、アッシュ!そうだよ!リメイク版の無理やりチックなリオンのツンデレよりも、
ずっと落ち着くよ!」
「向かいに来るんじゃなかったぜ・・・・。」
アッシュの手には厚手のジャンバーが握られている。
それを無理やりに私に渡す。
「ありがとう・・・。」
私はそれをはおってアッシュの横に並ぶ。
ぎこちない歩き方をしているのではないかと思ってしまうが、
アッシュ程ではないだろうと、苦笑する。
昨日まで散々デコ野郎とかでこっぱちとか言ってたけど二度と言わないZO☆
「なんかさ今日さ、ルークが出てきたんだよね~。」
「何!?」
「しかも長髪で、あ、ほらこの間見せたゲームに出てきたでしょ?」
「あ・・・ああ・・・・」
「でもやっぱり完全版は日本じゃ出ないのかな~。イオン様が倒れるところみたいのに~。」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
突然目の前を朱色が通り過ぎる。
「うわ!?」
「ち・・・!ルークか!?」
「師匠の敵をとってやる!!」
「何!?」
「うは~アッシュ何したんだよ・・・。」
「俺は何もしてないぞ!?」
「嘘つくな!お前が居なくなってから師匠が劣化レプリカとか言い出したんだからな!!
全部お前のせいなんだからな!!師匠とのあの熱い日々を返せええええええええええええええ」
「ちょ・・・熱い日々って・・・!?」
「師匠が稽古に付き合ってくれなくなったのもお前の所為だからなああああああああああ」
「ほ。そっちか~」
「この屑がぁ!!俺に攻撃しやがって!」
「ルーク」
「ああん!?」
「家来る?」
「本気か!?」
「こんなところで木刀振り回されてもねえ・・・。」
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