ああ、なんて自分は愛おしいのだろう。

自己愛姫は語る

何故自分を愛していはいけないんだろうと


自愛姫は語る

自分以外の誰を大事にすればいのだと

彼らに慈悲なんてないのだ。

有るのだとすれば、自らの為だけだろう。

駄目なのは決して駄目なわけではない

そう

大人が引いた線に過ぎないのだから

悪人なんて世の中に居ない様に

善人もこの世には居ないのだ

消えてみてはいかかだろうか

そうすれば

腑に落ちる答えが見えるかもしれない


なら
ああ、そうだ私も消えてしまおうか、

そうすれば大切なものも見えてくるかもしれないのに

いつかは滅びゆく世界なら自ら壊すのもいいかもしれない

[0回]