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人間が嫌いな未成年。 たまに2次創作3次創作を打ちます。 完全オリジナルも打つ時もあります。 このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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そう

それは初めて見たときからはじまった恋の秒針。

私は長い針で貴方には24時間中2回重なる。

それだけでも私は貴方を待っている。

立った2回の重なりを求めて_________________。


「エンゲルベルト坊ちゃん。」

そういうのは多分屋敷内で一番歳を食っている老人だ、妙な気品を持った男性で腰が曲がっているのにこの屋敷の中で一番偉く見える。
ここは自愛姫の城から一番近い貴族の家だった。
このあたりは貴族ばかり住み着いて外を歩けば息のつまりそうな憎しみや嫉みやらが満載で気が重くなると戸の方が多かった。

「坊ちゃんは止めろって言ったろ!俺はもうこの屋敷の主なんだからな。」

この屋敷で権力を持っていた父が去年の戦争で逝った。
母親は父の後を追って自殺した。でもそのおかげでこの位置にこの年から居れるなら悪くは無い。
だが、それを周りに認めされるために俺は必死だった。

「はい、坊ちゃん。」

この屋敷で唯一子供扱いする爺だが、それが時々嫌になる。
妹もおれのことを決して兄とは言わない、名前か愛称で呼ぶそれが少しいやに思った時期もあった。

「・・・。」
「お手紙でございます。」
「俺に?女か?」
「英雄と謳われたリーンハルト・グレーフェンベルク様からです。」

リーンハルトは俺に剣の指導をしてくれた人物だ、昨年の戦争のとき一度あったが俺は年齢が低いということで戦場には立てず、リーンだけが前線に立って行った。
今は自愛姫の護衛に付いているが、この間城が占領されて死んだともうわさされている。

「あいつが・・・俺に?」

リーンが生きているというよりもあまり関わりを持とうとしなかったあいつが手紙なんて珍しい。
そう思って差出人を見てみる、確かにリーンの名前が書いてあるが渡したかったであろう人間はもういなかった。
複雑な心境の中エンは封を開けた。

「なんと?」
「・・・面白いこと思いついた・・・爺旅の用意だ馬車は使えない!」
「フム・・・若いとは良いことですな。」

編集中です。

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