人間が嫌いな未成年。
たまに2次創作3次創作を打ちます。
完全オリジナルも打つ時もあります。
このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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ちょっとした話。
「アンタ、朝から元気だな。」
「・・・どうも。」
これが俺たちのファーストコンタクトだった。
朝8時。
紅茶の箱を抱えた青年は金髪に動けばチャラチャラとなるピアスやらネックレスを付けて青年を見ていた。
「あんたさ、プロになんの?」
「・・・なるよ、俺はね。」
ボッロボロの作業着に似つかない新品のギターを背負って俺は答えた。
名前だけ書いた段ボールを軽く蹴って名前を伝えると青年はお辞儀をして答えた。
「俺は琉聖(ルイ)。よろしく。」
「桜花(オウカ)です。」
真剣な顔つきで握手を求めてきたので握手を返すと少し離れて荷物をまとめ出した。
「あれ?止めんの?」
「赤の他人でも名前を知っていたら気になるだろ」
その言葉に琉聖は止まった。
別にそんな事を考えて声をかけたわけでは無いのに・・・。
この冷たい目線をどうすればいいのだろうか・・・。
「じゃあさ、ファンってのは?温かい声援は嬉しくない?」
「そう。ファン一号さん。バイバイ。」
「バイバイ・・・って!待てよ!」
琉聖は桜花の手を引っ張った。それに応じて桜花の姿勢が崩れて琉聖の上に倒れた。
周りの人たちの視線が二人を突き刺した。
真っ赤になった桜花は琉聖の手を思いっきり弾いて走って逃げた。
「・・・・・・・・・恥ず!!!!!!!!!!!!!」
ちょっと乙女チックな桜花はこれがフラグでは無いだろうかと真剣に悩みながら走った。
信号が赤に変わって信号待ちをしている時だった。
「うわああああああああああああああああああああああああああああ」
「は!!??何!!!!???」
「おあSどFJがおしJG:PJG:!!!!!」
「何言ってんのか分からないけど、こっちにくんなあああああああああ!!!!」
走っても走っても追いつかない追いつけない。
そうなると残るのは体力勝負
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