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人間が嫌いな未成年。 たまに2次創作3次創作を打ちます。 完全オリジナルも打つ時もあります。 このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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「ずい分王様に信頼されているようですね、あなた何者ですか?」
「オべロン社総帥、ヒューゴ・ジルクリストだよ、華麗なお嬢さん。」

オべロン社と総帥という言葉にフィリアは過剰に反応した。
カイルはそれよりもルーテイとヒューゴが名字が違うのを疑問を覚えていた。

「ヒューゴさん頼まれていたのは、僕が発明した発信器付きSPでしたね。」
「ああ。何時も元気だなレイノルズ。」
「硬くてえげつないと、可愛くてえげつないどっちが良い?」
「どっちも同じではありませんか・・・?」
「じゃあ硬い方を置くね。」

置く・・・?
それに一同は疑問を覚えた。
小型のごみ箱の様なものにレンズを詰める。

「よし、このボタンを押してよ、ルーテイちゃん」
「・・・・・・・ええ・・・。」

ぽちっと軽快な音がなると同時に
ドオオオオオオン!!!!!
ごみ箱の中から何やら危ないビームに近いものが放たれる。
そして天井が大破する音が響いた。

「何よこれ!!!危なすぎるわ!!!!」
「これは、レンズエネルギーを集めて・・・。」
「聞きたくないわよ!!!とにかく返すわ!!」

スイッチを無理やりレイノルズに渡す。
レイノルズは少し残念そうにこれなら目からビームも夢じゃなかったのに・・・。
と文句をもらしながらカイル達にテイアラを着けていく。
最後にフィリアのを着けた後、ルーテイにテイアラのスイッチを渡した。

「これは大丈夫なんでしょうね!?」
「押してみてよ。」

ルーテイは覚悟を決めてスイッチを押した。
その瞬間カイルに電撃が走る。

「おふぎあああああああああ!!!????」
「スイッチ一つで電撃が走るし、追跡機能付きで居場所もそく判明。
どう?便利でしょう?」
「じょ・・・冗談ではありませんわ!!??」

フィリアが無理にはずそうとするとその瞬間電撃が走る

「きゃあああ!!!!????」
「無理にはずそうとすればこのとうりさ!」
「これは使えそうだな。」
「じゃあ僕は研究に戻るよ。」

レイノルズはにこやかに研究所に戻っていった。

「何が追跡反応付きですか・・・・。」
「し・・・しびれた~・・・・」

「ソーデイアンは私の屋敷に届けられる手はずになっている後で来なさい。」

そういうと先に帰っているよとヒューゴは帰ってしまった。

「あたし達が目指すのは街で一番大きな屋敷よ。」

城を出るとさっきまでゆっくり見ることの出来なかった城を確認した。
だが、
さっきからルーテイの目線が怖くてフィリアの前を歩いている。
城をでて少し経つと屋敷を発見した。

「こ・・・これ?」
「ええ。」

ルーテイは少しあきれた表情で答える。
田舎者ねと付け足して。
カイルは城に来た時の様に周りをきょろきょろ見ていて落ち着きがない。
マリーが落ち着かせようと背中をたたくが、
余計にテンションが上がったようだ。

「お嬢様お帰りなさいませ。」
「レンブランド爺、ただいま。」

ルーテイの笑顔を少し嬉しそうに見ながら、ヒューゴ様は2階ですと、
前を歩く。

「新たなお役目を頂いたそうで。最近はとみにお活躍ですなお嬢様。」
「お嬢様は止めてって言ったでしょ?」
お嬢様ですか・・・。」
「なによ?」
「いいえ?何も」

さっきからずっとこの調子だ、フィリアとルーテイは仲が悪いのか、
両者が口を開けばすぐに喧嘩になる。

それに気がついたのかレンブラントは2人をなだめ様と、
フィリアに謝る。

「お客人どうか気を悪くされないよう・・・お嬢様は人をわざと遠ざけようとする
悪い癖がありましてな。」
「爺!余計なことは言わなくて良いわ!!」
「ついたかね」

ヒューゴが手前の部屋から出てきた。
ここでは話もしにくいと居間に向かうことになった。

「文献によればソーデイアンは全部で6本あったという。
ここに3本も集まったというのはすごいことだな。」
「へえソーデイアンって6本もあるんですね!」
「マリアン例のものを」

マリアンと呼ばれた、女性はテーブルにデイムロスとクレメンテを並べて出ていく。

来るのが遅い!!』
「なんだよ!向かいに来てやったのに!」
『落ち着くんじゃデイムロスよ、皆はこの惨事をまだ理解してないじゃろうて。』
『ううむ・・・・・・・・・・』

「さて、君たちはこれからストレライズ神殿に向かうわけだが・・・」
「待ってください」

ヒューゴの話に口をはさんだのはフィリアだった。

「私はまだやるとは言っていませんわ、クレメンテを返してくれれば
それでよろしいのです。」
「20万ガルドでどうかね?」
「え?」

一気に声のトーンが変わる。

「・・・安値では買われませんわ・・・。」
「25万でどうかね」
「・・・・まあそれくらいなら・・・・。」

は天下の回りものじゃな。』
『本当にあれが老のマスターですか・・・?』
『もちろんじゃ。』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

「カイル君の仕官の話も私が何とかしよう、だから結果を出してくれたまえ。」
「はい、分かってます!これが叶えば俺は英雄・・・じゃなくて父さんに会えるんだ!!」

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