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書いてみたけどテイルズ学園設定と混ぜたので
リオンとアッシュが目立ってない。
楽しかったけどね。
「今日が面接だって。」
「試験前に制服が届くなんておかしくないか・・・?」
「気にしちゃいけないよ。」
「教科書が届いたぞ。」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「まあ。」
朝10時ごろ面接があるという、今の時刻は7時半で朝食中だ。
アッシュが先に食べ終わって食器をかたずけ制服に着替えている。
「気が早いね。」
「お前みたいに10分前に用意を始めるような奴じゃないからな。」
「覚えておくよ。リオンも着替えるの?」
「ああ、初めていくところだからな。」
「付いていくって。自分の高校だし。」
そう言って食器を流しに出して部屋へと向かう。
制服に着替えて、出ていくと2人とも着替えは終わったようだ。
アッシュはネクタイを結ぶのを手間取っているらしい。
「アッシュ、ネクタイ。」
「ああ・・・。」
アッシュのネクタイを昨日のように編んでいく。
自分のはリボンなので簡単だが、ネクタイは大変だなと思う。
あまり器用な方ではないが形はできる。
「はい、出来た。」
「・・・・・悪いな・・・。」
「リオンは大丈夫?」
「僕は大丈夫だ。」
玄関をでて、電車に乗って。
1時間かけての登校となるが、慣れればどってことは無い。
空は青いし雨は降らないだろう。
学校に付いて職員室に向かおうとすると、野球部員にその手を阻まれる。
「!!」
「悪リィ!!大丈夫だったか?」
「外傷はないです。」
「ごめんな・・・昨日キャプテンに選ばれてちょっと調子に乗ったみたいだ・・・。」
「はあ・・。」
「俺はロイド!そうだ、良かったら今日試合だからみに来てくれよ!」
「気が向けば・・。」
へへ、と笑ってまた走り出してしまった。
そして後ろからよろよろと死にそうな声を出してキールが走っていた。
「大丈夫?」
「あ・・・・・・・・・・ああ・・・・・・・」
なんでも体力を付けるためらしい。
噂では好きな子が出来たとか・・・。努力家な奴だ。
「まってよ~キール!」
「ルカ!あんたが一番遅いわよ!!このままでゴールしたら!ナタリアのカレー食べさせるからね!」
「そ・・・そんな~!イリアはそうやって校内で自転車使ってるから分からないんだよ~。」
「黙らっしゃい!!」
相変わらず野球部の練習は恐ろしい。
どうやったら校内での自転車が許されるんだろうか・・・。
「ここが職員室だよ、ちょっと待ってて。」
担任のジョニーに話しかける。
「ジョニー先生。面接ってどこでやるんですか?」
「おはよ、今日は校長室だな。
なんでもヴァン校長が直々に面接したいって言いだしてな。
こっちはてんてこ舞いさ。」
「分かりました、時間って・・・。」
「今すぐでも大丈夫な筈だぜ?ちょっと待ってな。」
ジョニーが校長室を覗いて、校長先生に聞いている。
ジョニーが大きな丸を腕を使ってあらわす。
「リオン、アッシュ。今から面接だって。」
「分かった・・・・。」
「ああ・・・・・・。」
どうも緊張しているらしい。
腕と足が同じように動いて校長室に入って行った。
「ん?珍しいなお前が職員室に居るなんて。」
「ガイ先生。おはようございます。」
「ああ、おはよ。そういえば今日だったか?転校生の面接って。」
多分アッシュとリオンのことだろう。
「はい、今入って行きました。」
「そうか、そういえばお前からも剣道部に勧誘しといてくれよ。」
「?」
「実は正式な部員がルカだけになってな・・・。
あいつも野球部で頑張っているし、毎日来るってのも無理なんだ・・・。
ロイドも入ってくれたら良いんだけどな・・・。」
「ルカだけって廃部寸前なんですか!?」
「ああ、だからお前もマネージャーで良いから入ってくれよ!」
「別に良いですよ。」
「え!?本当か!?」
「何も部活入ってないし・・・。」
そうか!といって職員室から正式な入部届けを持ってくる。
ずい分早いなと思いながら、それにサインをする。
時々顔を見せれば良いだろう。そんな軽いノリではあるが・・・。
「ありがとうな!お前がいるとなると嬉しくなるよ!」
何時も以上に爽やかな笑顔を振りまく。
「あら、ガイあなた・・・。」
「うひゃああああああ!!!!!!!!」
さっと職員室の柱の陰に隠れる。
それをみてリフィル先生はごめんなさい忘れていたわ・・・。
と申し訳なさそうに、苦笑する。
「大丈夫です!!!!!大丈夫ですから近づかないでください!!!!!」
「そう?あら、あなた数学のテスト頑張ったわね、クラスでもトップになったって聞いたわ」
「リフィル先生は英語ですよね・・・まさかゼロス・・・。」
職員室のドアが激しい音を立てて開かれ
ガイとリフィルは唖然としている。
「俺様呼んだ~?」
「ゼロスあなた仮にも先生って呼ばれる立場なのよ!?もう少し考えて行動出来してちょうだい!!」
「ゼロスお前まさか許可なしにテストの点数言いまくってるのか・・・?」
「まさか~校内新聞に載せたぐらいだぜ~、まあちょっとメールで送りまくったりしたけどな・・・。」
「そういえば届いていたわね・・・。」
「・・・。」
「そうそうハニーが頑張って俺様の為の俺様のよる俺様のだけの授業をちゃんと聞いてくれたお陰だぜ!!」
「ハハハ(苦笑)」
すると後ろからジェイドが急に出てくる。
薄気味悪い笑いを浮かべながらディストに怪しげな薬を飲ませようとしている。
「ごめんなさいジェイド!!もう校庭の使用許可を勝手に取ったりしないから!!!!」
「おや~?聞こえませんね~。」
「なにをしているの!?ジェイド!!」
「おや、リフィルじゃないですか?それにガイにゼロスとあなたまで居ましたか。」
「おはようございます。」
「おいおい何してるだ~?ちょっとその薬はシャレになんねーんじゃないか?」
「大学生に言われたくありませんね。これは私が長年研究して・・・。」
「旦那、あんた社会の先生じゃなかったのかい?」
「4対1とは分が悪いですね、良いでしょうここは引きます。行きますよディスト。」
「ご~め~ん~な~さ~~~~~~~~い!!!!!!!!」
「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」
全くどうなっているんだこの学校は・・・。
「ルカ遅いって言ってんの聞こえないの!?」
「はあ・・・・はあ・・・・もう駄目・・・。」
「僕も・・・もう無理だ・・・・・。」
「なんだよお前ら情けないな!俺なんかぴんぴんしてるぜ?」
「大体今日試合なのに・・・走らされるなんて・・・・・
こっちの体力を配慮した結果なのか!?」
「キャプテン基準に決まってるじゃない。」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
おまけ。
「何時まで面接してるのかな?」
「さあな、ヴァン校長はあれで我儘だからな。」
「ふ~ん・・・。」
「君たちテイルズレンジャーになる気はないか?」
「は!!??」
「・・・。(テイルズレンジャー・・・・)」
「アッシュ君!!君はシルバーだ!!」
「!!!!」
「僕は遠慮して・・・。」
「パープルだ!!リオン君!!君はパープルだ!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
こうして面接を終えた二人だったが、
彼らの手には戦隊ものの服が握られていた。