人間が嫌いな未成年。
たまに2次創作3次創作を打ちます。
完全オリジナルも打つ時もあります。
このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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たまにはいじってみる。
「はあ!?」
いきなり、出てきたアッシュとリオン。
どうすればいいのかも分からずに、結局リオンもアッシュも高校に行くことになった。
というのも、昨日親が帰ってきたのだ。
親は基本的に家に帰ってこない放任主義の親で、母は外国に父は単身赴任。
高校がここなので動けなかったが、兄弟は母と父で別れて暮らしている。
「てめえ!!何をいきなり!!」
「うんアッシュの言いたいことはよく分かる。とてもよくわかる。
でも、アッシュは17歳なんだよね?だったらやっぱりね・・・。」
「ええ、学校に行ってもらいます。事情も分かったけど、将来を考えるなら当然よ。」
「だが・・・!!」
この世界に対してまだ警戒心を持っているなら当然だと言える。
「落ち着きなよ、取り合えず試験はパス。面接だけだから、後の事は任せてよ。」
「ええ。住民票を作って置いたわ。」
母の目が光る。
「安心して、高校側にもちゃんと言っておいたから、よほどの事がない限り落ちたりしないわ。
パスポートも作ったから安心してね。誕生日は悪いけど勝手に作らせてもらったわ。」
「さすが、世界のドン。」
「友達には言っちゃだめよ・・・・。フフフ・・・・。」
「うん・・・・・ハハハ・・・。」
アッシュはまだ納得いかない様子だ。
これだけ取り乱しているというのはゲームでも見たことがない。
よほど混乱しているのだろう。
「制服も今日届くってさ。」
「そうなのか・・・?」
「リオンとアッシュと私で一年生から。」
「俺もか!?」
「そこは誤魔化した。大丈夫だって一年くらい。」
「なんだ!?」
アッシュは過剰に反応して窓を見る。
そこにあるのは、テレビなどでみるヘリコプター。
「ああ、お迎えみたいだよお母さん。」
「ええ、妹にもよろしく言っておくわ。」
ヘリが家の上空から梯子を落とす。
それに母がつかまりまるでハリウッドのように登っていく。
「何時見てもすごいな・・・。」
「な・・・!?」
「この世界にも空を飛ぶ乗り物があるんだな・・・。」
「そりゃ・・・ねえ・・。」
そしてその日の夜。
制服が届いた。
「・・・さすがお母さん・・・・何事もその日主義様だな・・・。」
「アッシュきてみてよ。」
「あ・・・ああ」
アッシュは部屋に戻って制服に着替えてきた。
リビングでは、とっくにリオンが着替えていて、何時着替えたんだと言いたくなった。
「アッシュネクタイ貸してよ。」
「ネクタイ・・?」
これだろうか?細長い布で何をすればいいのか分からないくて持ってきたのだった。
リオンを見ると、きちんとネクタイをつけている。
それをわたす。
「今付けるから。」
そういうと首にそれを掛けてまわして一連の造作をしていく。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
リオンが見ている中ネクタイが形を作っていく。
アッシュは目の前でネクタイが結われて行くのを少し変に思ったが、
嫌だとは思わなかった。
「はい、お終い。」
子供のようにはしゃいで鏡を見てこいと喜んでいる。
鏡を見てみると、長い髪を何とかすれば普通に歩いていそうな高校生に見えなくもない。
「髪の事で何か言われなかったら良いけどね。折角きれいな赤なんだから。」
「・・・・・・・・・・・・・・ああ」
髪を縛ったら良いだろうか・・・。
手前にあった髪のゴムを取って横にくくる。
「女の子みたい。」
「切られるのは嫌だからな。」
「了解。」
「前髪は下ろすの?」
「あげてた方が良いのか?」
「いや、下ろして方がカッコいいよ。」
カッコいいという言葉に少し顔が熱くなる。
「何言ってんだよ・・・!!!」
「こんなこと嘘ついてどうすんだよ。」
「!!」
アッシュはこの日なかなか寝付けなかった。
おまけ。
思わず実際に言うセリフ使ってしまった。
友達「え~嘘やろ~」
猫「・・・そんなこと嘘ついてどうすんだよ。」
友達「!!!」
猫「あ、ごめん嘘。」
どっちだ!?的な会話が多い私。
可哀想な友達は何時も惑わされている。
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