人間が嫌いな未成年。
たまに2次創作3次創作を打ちます。
完全オリジナルも打つ時もあります。
このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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シリーズ3で一応完結させるよ。
「きょんちゃん何で着てくれなかったのーあたし 凄く寂しかったんだよー?」
「ごめんね~僕最近新しい仕事初めて忙しかったの~」
「うーーー・・・あたしのこと好き?」
「うん。大好きだよ。」
「嫌だ、信じないよきょんちゃん。」
「え~?どうちて~?」
「あたし好きな人とは毎日合って毎日愛してるって言われたいの。」
安っぽいキャバ嬢の髪型にスタイルも顔も並。
化粧だけは自身があったけどこんな薄暗い中じゃ化粧だって自然に濃いくなっていく。
あんなに綺麗だって言われたスッピンだって今は化粧っけのない貧相な顔。
眉毛は化粧の為に綺麗に切りそろえ過ぎて、眉毛を描かなければ外にも歩けない。
お気に入りのスウェットはとっくの昔にパジャマになって、外に着ていける代物じゃなくなっている。
ここは田舎の小さなキャバレー。
銀座などの高級店にいけない貧相な客が女と酒を求めてくる。
タバコ臭い椅子は老舗の証拠とママと支配人が言うが、煙草嫌いな私にとっては死ぬほど厭なにおい。
自分が座る席にはファブ●ーズをあらかじめ振りかけている。
そこまでして私が安っぽいホステスをやっている理由は子供だ。
「じゃあね、きょんちゃん。明日も来てね。」
「うん。」
そうやって手をふる耳の後ろが臭い男。
一度見たことがあるのだが、耳の中も汚い。
私は少しやさぐれたような格好で座り込んで煙草をくわえた。
昨日一緒に寝てやった男の所為で腰がまだ痛かった。
臨時収入 月収 約7万 (一回3~5万※常連のみ)
キャバクラ 月収 25万弱
不意に携帯が鳴った。
少し驚いた。メールのようだ。
相手は実母。子供がねつかないらしい。
「お母さん?どうしたの。」
「は?」
「うん」
「だから」
私何で子供なんて生んだんだろう。
好きな男に処女までささげて、出産の反対まで押し切って生んだ子なのに。
今は邪魔でしかない。
死臭臭い終電の中で私は吐きそうな気分を必死に抑えて電車の隅でうずくまっていた。
「大丈夫ですか?これよろしかったら。」
「え・・あ・・・ああ・・・ありがとうございます。」
渡されたのは使い捨てティッシュ。
少しエッチな広告の入っているただのティッシュだった。
私も使い捨てかな。
最寄駅よりも手前の駅で降り、私は飲み直そうと考えていた。
大き目の駅を歩いて1分。
風俗に出てきたばかりの私が散財目的で通っていた、安くて美味しい焼き鳥屋。
なじみになって今じゃ、夜中でも私の為だけに店を開けてくれる優しい亭主
「社長さーん。まだ生きてるのー?」
「あれ?珍しい人が来たね。」
「はははーお酒ー頂戴。」
既に飲みつぶれている私に軽く焼酎などを注いでくれる亭主に私は泣きだした。
「ううう・・・っう・・・・社長さん・・・」
「何?どうしたの。こないだNO.1になれたって喜んでたじゃん。」
「ううう・・・・ううう・・・消えてほしいよぉ・・・・。」
「何?何が消えてほしいの?」
「子供。」
スパン
亭主が丁寧に私をたたいた。
「馬鹿行っちゃ駄目だろ?」
「うう・・・私・・・・なんのために・・・・生まれて・・・・きたの・・・・!!これじゃ・・・使い捨て・・・・よおおお!!!」
泣きじゃくる私に亭主がなだめようとするけど私は涙が止まらなかった。
「キャバクラで働いてらっしゃるんですか?」
隣に座っている大学生位の青年。
細身で髪の毛は綺麗に整えて、眼鏡をかけている。
「・・・そうよ!!NO.1 なっの。」
「じゃあ、お金持ってるんですね。部屋を借りませんか?」
「はぁ・・・?何のー。」
「嫌なものを消してくれる部屋です。」
余談ではあるが、このとき私はこの青年への恋に落ちていた。
「ごめんね~僕最近新しい仕事初めて忙しかったの~」
「うーーー・・・あたしのこと好き?」
「うん。大好きだよ。」
「嫌だ、信じないよきょんちゃん。」
「え~?どうちて~?」
「あたし好きな人とは毎日合って毎日愛してるって言われたいの。」
安っぽいキャバ嬢の髪型にスタイルも顔も並。
化粧だけは自身があったけどこんな薄暗い中じゃ化粧だって自然に濃いくなっていく。
あんなに綺麗だって言われたスッピンだって今は化粧っけのない貧相な顔。
眉毛は化粧の為に綺麗に切りそろえ過ぎて、眉毛を描かなければ外にも歩けない。
お気に入りのスウェットはとっくの昔にパジャマになって、外に着ていける代物じゃなくなっている。
ここは田舎の小さなキャバレー。
銀座などの高級店にいけない貧相な客が女と酒を求めてくる。
タバコ臭い椅子は老舗の証拠とママと支配人が言うが、煙草嫌いな私にとっては死ぬほど厭なにおい。
自分が座る席にはファブ●ーズをあらかじめ振りかけている。
そこまでして私が安っぽいホステスをやっている理由は子供だ。
「じゃあね、きょんちゃん。明日も来てね。」
「うん。」
そうやって手をふる耳の後ろが臭い男。
一度見たことがあるのだが、耳の中も汚い。
私は少しやさぐれたような格好で座り込んで煙草をくわえた。
昨日一緒に寝てやった男の所為で腰がまだ痛かった。
臨時収入 月収 約7万 (一回3~5万※常連のみ)
キャバクラ 月収 25万弱
不意に携帯が鳴った。
少し驚いた。メールのようだ。
相手は実母。子供がねつかないらしい。
「お母さん?どうしたの。」
「は?」
「うん」
「だから」
私何で子供なんて生んだんだろう。
好きな男に処女までささげて、出産の反対まで押し切って生んだ子なのに。
今は邪魔でしかない。
死臭臭い終電の中で私は吐きそうな気分を必死に抑えて電車の隅でうずくまっていた。
「大丈夫ですか?これよろしかったら。」
「え・・あ・・・ああ・・・ありがとうございます。」
渡されたのは使い捨てティッシュ。
少しエッチな広告の入っているただのティッシュだった。
私も使い捨てかな。
最寄駅よりも手前の駅で降り、私は飲み直そうと考えていた。
大き目の駅を歩いて1分。
風俗に出てきたばかりの私が散財目的で通っていた、安くて美味しい焼き鳥屋。
なじみになって今じゃ、夜中でも私の為だけに店を開けてくれる優しい亭主
「社長さーん。まだ生きてるのー?」
「あれ?珍しい人が来たね。」
「はははーお酒ー頂戴。」
既に飲みつぶれている私に軽く焼酎などを注いでくれる亭主に私は泣きだした。
「ううう・・・っう・・・・社長さん・・・」
「何?どうしたの。こないだNO.1になれたって喜んでたじゃん。」
「ううう・・・・ううう・・・消えてほしいよぉ・・・・。」
「何?何が消えてほしいの?」
「子供。」
スパン
亭主が丁寧に私をたたいた。
「馬鹿行っちゃ駄目だろ?」
「うう・・・私・・・・なんのために・・・・生まれて・・・・きたの・・・・!!これじゃ・・・使い捨て・・・・よおおお!!!」
泣きじゃくる私に亭主がなだめようとするけど私は涙が止まらなかった。
「キャバクラで働いてらっしゃるんですか?」
隣に座っている大学生位の青年。
細身で髪の毛は綺麗に整えて、眼鏡をかけている。
「・・・そうよ!!NO.1 なっの。」
「じゃあ、お金持ってるんですね。部屋を借りませんか?」
「はぁ・・・?何のー。」
「嫌なものを消してくれる部屋です。」
余談ではあるが、このとき私はこの青年への恋に落ちていた。
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