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私の未熟な文章でどこまで伝わったのかは分かりませんが、本編はこれで終了となります。
外伝などで、騎士、執事、人間の王子の生い立ちなどを書ければ良いかなと思っています。
カテゴリー練習の中に人魚姫はございます。
さてネタばれを含みますので続きの方をご覧ください。
個人の解釈が答えです。
私の見解にすぎませんのであしからず。
キャラ設定。
自愛姫。
彼女はとても孤独な人でした。洞窟に引きこもって自分と対話する。
それは彼女が自分は特別な存在と自覚していたことにあります。
自分の一番の理解者は自分自身である。彼女は何時もそう思っていたと思います。
実際にそうだったところもあるので余計に動けない枷となってしまったんですね。
顔の見えない鏡は必要では無かったんですね。
責任感が強い人でもあるので、自分を救いたいと必死になったからこその行動でした。
目の見えない人魚。
彼女は彼女で孤独な人でした。
彼女が見えなくなったのは結構最近のことだったので余計に孤立感が生まれたんでしょうね。
彼女の場合、何か必要とされたい強い願望が有りました。
それと同時に誰かに存在を認めてほしいと言う気持ちも強いのが彼女でした。
そんな彼女と自愛姫はとても良い相手だったのでしょうね、
自愛姫の求めている答えを彼女は言い続けることができたのですから。
また彼女にとっての自愛姫は絶対の存在。
欲求を満たしあえる存在でした。
人魚の王子。
彼は外伝でも書いている通り自分を認めてもらえない存在でした。
ですが、彼は認めてほしいではなく、お母さんと居た時の愛情に飢えていたんですね。
だれでもいいから愛をください。
僕を愛してください。彼は設定上14歳でした。
最初は人魚は人魚の王子を選んでハッピーエンドにしようと思っていたのですが。
考えていくうちに人魚の王子は少し大人になって未来を見据え国をつくっていく。
それが彼の立場であり唯一の居場所になります。
あまり良い立場と言えない人魚の王子ですが、人魚の取り合いに参加できるほど精神は強くありません。
騎士。
彼は最後海に飛び込んで行き姿を眩ませます。
本編でも少し触れましたが、彼は元々人間です。それも国中から英雄と呼ばれるほどの・・・。
この話は外伝で楽しんでもらえると嬉しいです。
彼はとても誠実な人です。
動けない人魚に同情し惹かれていきますが、人魚のことは女性とは見ていません。
とても優しい騎士は人魚のことを妹などに見立ててしまっています。
そんな感情に気がついて女性と見ようと必死になっている姿はあまり見せませんが努力はしています。
人間の王子。
人魚のことは女性とは見ていても異性では無いのです。
つまり女性として好きだが、異性として好きではない。
ですが、彼はとても人魚に対して好意を持っていたことに違いはありません。
本編では明かされなかった事実ですが、彼は船の上で人魚に正式に妻として迎える準備をしています。
これも外伝で書いてくことにしましょう。
彼は誰よりも理解者を求めていました。
老婆。
老婆は昔人魚の国を脅かした魔女とされていますが、
事実は力が大き過ぎて王の手に負えず追放されました。
人魚のことを一番気にかけているのはこの人ですが、人間の薬を飲ましたのには意味が有ります。
世間を知ってほしかった。
というのが一番の目的ですが、それ以上に人として結婚できなかった魔女の夢でもありました。
執事。
彼は唯一人魚を女性として見ていた人物です。
そのせいでまあ・・・色々とあったわけですが、彼は仕事をしただけだという善意と。
尊敬していた騎士との再会で悪意が芽生えています。
彼は隣国の自愛姫と王子を結婚させるためだけに城に入り込んだ人です。
人魚のことはかなり好きだったようです。
ただ仕事と私事をけして混ぜ合わせない冷淡な人間でもあります。
人魚を殺すことになっても彼は仕事人として戸惑い無く仕事を終わらせるのでしょう。
人魚姫はデットエンド。
有名なリトルマーメイドなどのように幸せになる設定は子供の為の話でもあります。
だれでも知っている人魚姫の終末は王子を殺せば自分は助かるのにも関わらず、
自らが泡となってしまう。
完全なバットエンドとなっています。
私が目指したのは消えた泡は真実だったということです。
この話の大きな真実は老婆が握っていますが、老婆は自らの命を絶ってしまいます。
老婆のせめてもの罪滅ぼしだったのです。
”消えた真実は戻ってはこない、泡のように。”
人魚が愛した人物。
結局本編でも明かされていなかった人魚の愛する人ですが、これは個人の解釈にお任せします。
何故人魚の声が出なくなり、最後に戻ってきたのか。
これは副作用という解釈が近いと思われます。
人魚姫では美しい声と引き換えに人間になっていますが、この話ではその系統は全く入れておりません。
人魚にとっての罪滅ぼしは王子の命を助けることにあります。
声が出ないので、会話は大変でしょうが・・・。
自分の利害よりも王子の命を尊重したのが私の中での答えです。
最後に声が戻ってきたのは呪い師。魔女と異名を持つ老婆の贈り物でもあります。
人魚の王子は何故最後に出てこなかったか。
多分誰も気がつかなかったでしょうが、彼の話はこれから続いていきます。
一人求めていた答えがやっと出てきた様な新鮮な気持ちの中でトラウマに残っている船には近づこうとはしません。
彼の人生はこれから始まるので強くなっていくのでしょう。
最初の書き方と最後の書き方について。
最初はあまり長くする必要は無いと思い、童話のように読める形で書いていましたが。
未熟さゆえ広がっていった世界観をがむしゃらに書いた為こうなってしました。
お詫び申し上げます。
ここまで読んでくださった皆様お疲れさまでした。
未熟者ではありますが、付いてきてくれると嬉しいです。
粗末な話ではありますが、無断でネット上で使うことは止めてください。
この話は私の勝手な童話を弄くった結果出来た作品です。
無断は止めてください。
また盗作も止めてください。
載せたい場合一言言ってくださると嬉しいです。