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人間が嫌いな未成年。 たまに2次創作3次創作を打ちます。 完全オリジナルも打つ時もあります。 このブログを見た貴方と縁があること祈って・・・。
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 才能に嫌われた少女が居ました。

その少女はとても頑固で、自分の考えを曲げるようなことはあまりせず。
何かに依存をして自分を落ち着かせるような人でした。

少女はそんな少女が嫌いではなく、仲良くしていました。
ですが、一度自分の考えにハマるとなかなか抜け出せない彼女を
何時も冷やかに見ているのもその少女でした。

ある日彼女は少女に才能と言葉をもらしました。
少女は悲しみそして、彼女を哀れに思いました。

自分の才能を信じもせず、激流に飲まれている彼女はとても弱い人でした。
ただ、人を恨み嫉妬し少女には欠けている部分を持っているのもまた彼女でした。

ですが、才能という言葉に縛られている彼女とは裏腹に少女は人を嫌っていました。
何時も慰めることはせず、ついてくるのは勝手だけど離れてくれても構わないと掛かりを持とうとはしませんでした。
彼女が少女にキツイと言葉をもらしても差ほど気にしませんでした。

冷たいといわれても、他人事といわれても。
少女は奇麗事は並べず、静かに何時も彼女を見ていました。

泣きそうなら横に座り。嘆くなら静かに聞き。
少女も彼女に依存していたのです。

少女はこれ以上の人はいないと離れたくありませんでした。
ですが、彼女は限界でした。
激流の中での少女の叱咤激励は彼女をけして慰めていたわけでは無かったのです。

何時も彼女を傷付け泣かせ、少女はそれを黙認していただけでした。
それに気付いた時彼女との音沙汰は途絶えました。

少女は何時も彼女に嫉妬をし、それをすべて彼女の所為にしていました。

少女は彼女を大事にしていたつもりでした。
彼女を一番に理解していると思っていました。
でも、それは全部今は泡のように記憶の片隅で嘆いているそれだけです。

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